クリスマスin冷凍倉庫

Xmasまでに彼女ができなかった男友達が、イブイブの日(23日)から連日3日間、冷凍倉庫からのケーキの運び出しバイトに応募した。「家で一人で過ごしたり男同士でお祝いしたりするよりも、いっそ暗く冷たい真冬の冷凍倉庫でお金を稼ぎたい。そのほうがよほどハートが温かくなるから」と意気込んでいた。
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船橋冷蔵倉庫
釧路冷蔵倉庫
バイト初日を終えた友人に「どうだった?」ときくと「眼球が凍りそうなレベル」と言う。「正直残る2日を無事に終えられる気がしない、バイト料はいいけど明日も続くだろうか」とクヨクヨしていた。
マイナス40℃(バナナで釘が打てる寒さ)の倉庫から凍った重いXmasケーキを手押しワゴンに積み、屋外に停まっている冷凍専用トラックに積み込む作業なのだそうだ。ケーキの入った発泡スチロールのBOXには分厚い霜が降り、手袋をしていてもその冷たさが伝わってくるという。
現場監督は冷凍倉庫に数人いるものの、寒さのあまりしょっちゅう屋外に出て行ってしまうらしく、かといって運び出しのノルマがあるのでサボるなんてことは不可能。
けっきょく友人は立派に3日間のバイトを勤め上げたが、倉庫内外の気温差により年末に風邪をひいていた。それでもその翌年もまた彼は、そのバイトに申し込んでいた。冷凍倉庫の寒さに慣れてきたのだろうか。
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